遺産分割協議がまとまらない場合はどうすればいいですか?

家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てる  相続人が話合いを続けても、どうしても遺産分割協議がまとまらない場合は、家庭裁判所に調停役をやってもらいます。裁判所のホームページによると、遺産分割調停について次のように説明されてい …

遺産分割を行う場合、不動産はどのように評価するのがいいのでしょうか?

時価評価が一般的  遺産分割協議を行う際、不動産の価値をどのように評価するかについては、当事者間の合意に基づくことになります。一般的に、相続開始時の時価で評価しますが、時価を把握するのが難しいときは、相続税評価額や固定資 …

連れ子を再婚相手の相続人にするにはどうすればいいでしょうか?

養子縁組によって相続人となる  連れ子が再婚相手と養子縁組をすれば、連れ子は相続人となることができます。  連れ子が成人している場合は子の同意があれば養子縁組が成立しますが、連れ子が未成年の場合は、家庭裁判所の許可が必要 …

贈与や特別受益があった場合、遺留分を算定する際の相続財産はどうなりますか?

相続開始時の財産に特別受益等を加算して遺留分を算定  民法では、遺留分の算定方法について、「被相続人が相続開始の時において有した財産の価額にその贈与した財産の価額を加えた額から債務の全額を控除して、これを算定する」と定め …

複数の遺言書が見つかった場合、どの遺言書が有効となりますか?

内容の抵触している部分は後の日付が有効  まず、複数の遺言書が見つかった場合、公正証書遺言以外は、家庭裁判所で検認手続を行う必要があります。  次に、見つかった遺言書の内容を比較し、内容が抵触している部分があった場合(た …

複数の相続人のうち、相続税を滞納している相続人がいる場合、納税義務はどうなりますか?

滞納者がいると連帯納付義務が課されることも  被相続人の財産を相続した相続人が複数いる場合は、各相続人は連帯して相続税を納付する義務があります。これを連帯納付義務といいます。  通常、財産の相続人全員が納付期限までに相続 …